イブ礼拝の感謝

37年前、結婚して移り住んだキリスト教国アメリカ、特に南部地方では、日曜日の礼拝出席は一般的な習慣化されたものでした。皆が正装し、家族が連れ立って教会に向かう姿は日曜日のありふれた風景でした。住んでいた地域で礼拝に出席しない家庭を探すのが難しいぐらいだったと思います。
教会で友人とつながり、サークル活動に加わり子育ても教会員に助けられました。さらにクリスマスやイブは教会で厳かにそして晴れやかに祝い、大きなクリスマスツリーの下でプレゼントの交換をし、家族全員で楽しい食事をすることは、ごく普通のことでした。
そうした日常は心地よく、家族の日常生活の土台はキリスト教でした。

日本に帰国してから、クリスチャンであることを、周囲に言葉で表明することはほとんどありませんでした。大好きな日本、日本の文化を大切に思いながらも自分の根幹であるキリスト教との折り合いがつかないことがあることも事実です。それらに、静かに抵抗しながら私のクリスチャンとしての日常生活が続きます。なぜなら「私の目には、あなたは高価で尊い。私はあなたを愛している。」イザヤ43.4 この聖書の言葉が私を支えるからです。

昨晩は平和台恵教会にてイブ礼拝が行われました。30回目のイブ礼拝です。地域の方々が大勢参加して下さって30年の歴史の中で一番の人数だったそうです。これからも平和台恵教会が「本当の愛」を伝え続けていけるよう祈って支えていきたいと思います。