千葉県流山市/プロテスタントのキリスト教会です。

ヨハネの手紙「神は愛なり」(ペンテコステ主日に)

  • HOME »
  • »
  • ヨハネの手紙「神は愛なり」(ペンテコステ主日に)

序:ペンテコステ

・ペンテコステは教会の誕生日。キリスト昇天後、祈っていた信者の群れに聖霊が降臨。(使徒1-2章)
・ヨハネの手紙は、教会が地上にあって存在することの意義と偉大さを記す。
・教会は、三位一体の神が臨在されている。→4:13

1:神は光

・聖霊が働かれる教会となるためには、御言葉と祈りへの集中が不可欠。
・御言葉と祈りのうちに聖霊が働き三位一体の神との交わり創出される。→1:3-4
・三位一体の神と交わることによって人は喜びが満たされる。
1:5 神は光であり、神には闇が全くないということです。
・聖書と祈りを重んじる教会には、神が真理の光となって表れてくださる。
・真理の光は善悪を明示し、自己の存在や人生の意味など不明確なものを明らかにする。
・ヨハネの手紙が書かれた当時、教会内に霊肉二元論のグノーシス主義(ギリシャ哲学)が入りこんだ。
・グノーシスの異端的教えが教会内に入り込み、罪の放縦、偶像崇拝、不道徳が蔓延し始めた。
・グノーシスは、人間の外(肉体)に問題があり、内(霊)には罪がないと主張。
マルコ7:21-23 内側から、すなわち人の心の中から、悪い考えが出て来ます。淫らな行い、盗み、殺人、姦淫、貪欲、悪行、欺き、好色、ねたみ、ののしり、高慢、愚かさで、これらの悪は、みな内側から出て来て・・・
・自分の罪がわからないのは、神の真理の光がその人に届いていないため。→1:8
・神の真理の光である聖書の言葉に照らされると、自分の罪が分かるようになる。
・神の真理の光は、私たちの罪を赦す光でもある。→1:9
・神の光に照らされた者は、新しい歩みが始まる。→2:3

2:神は愛

・神の光によって罪の赦しをいただいた者の新しい歩みは、神の命令を守る歩み。→2:4-5
・神の命令を守るとは、神に愛を表すこと。
5:3 神の命令を守ること、それが、神を愛することです。神の命令は重荷とはなりません。
・私たちが神の命令を守るから、神が私たちを愛してくださるのではない。→4:19
・神の愛、主イエスの愛に応えて生きるのがキリスト者。
・神の愛に応えるには、自分の罪がどれだけ赦され、どれだけ神に愛されているかを知ること。
・神への愛に向かわない信仰は、神のために苦しむことを厭う。
・罪の赦しの体験が、神への愛に向かわせる。
・主イエスの十字架の赦しは、私たちが罪から離れ、神を愛することへと向かわせる力になる。
・グノーシス主義の信仰は自己中心的で、人々への愛が欠落。→2:9
・神を愛する生き方は、御言葉に従うこと、そして人々を愛すること。→4:20
・礼拝を捧げるとは、神に愛を表すとともに、人々への愛に向かうこと。
・祈祷会(祈ること)も、自分のため以上に人々の祝福のためでもある。祈りを通じて互いを愛する。
・教会の奉仕も神のためであり、人々のためでもある。
・真のキリスト者は神の愛の広がりの中を生きる。→4:7-11

3:神の愛を具現する教会

・なぜ神は教会の仲間(兄弟姉妹)が愛し合うことを命じておられるのか。
4:16 私たちは自分たちに対する神の愛を知り、また信じています。神は愛です。愛のうちにとどまる人は神のうちにとどまり、神もその人のうちにとどまっておられます。
・神ご自身の本質は「愛」。
・私たちが神を愛し、兄弟姉妹を愛する歩みは、世の人々に神の愛を伝える宣教になる。→4:12
・「神は愛です」と、口で伝える以上に、互いに愛し合っていることを具体的に見せていくことが宣教。
・神の光に照らされ、神を愛し、教会の仲間(兄弟姉妹)を愛することに向かいたい。

聖書66巻

聖書66巻

PAGETOP
Copyright © 日本同盟基督教団 平和台恵教会 All Rights Reserved.
Powered by WordPress & BizVektor Theme by Vektor,Inc. technology.