千葉県流山市/プロテスタントのキリスト教会です。

ナホム書「キリストが来られる」

序.準備

・人生の終わりに向けての準備ができているか。
・最も重要な準備は、最後に神に出会う準備。再臨のイエス・キリストに出会う準備
・預言書全体で語られているメッセージは神が人間に対し「祝福」と「のろい」をもって臨まれること。
→申命記11:26~28見よ、私は今日、あなたがたの前に祝福とのろいを置く。

1.ニネベへの預言

→1:1 ニネベについての宣告。エルコシュ人ナホムの幻の記録。
・ナホムは南ユダ出身の預言者。ニネベ(アッシリヤの首都)に対して預言するよう召された。
・ニネベは、かつて預言者ヨナがさばきの預言を受けて素直に悔い改めた町。
ヨナ3:10 神は彼らの行いを、すなわち、彼らが悪の道から立ち返ったのをご覧になった。そして神は彼らに下すと言ったわざわいを思い直し、それを行われなかった。
・悔い改めによって神のさばきを免れたニネベが、再び周辺諸国に残忍な行為をするようになった。
・ニネベは北イスラエルを破壊し、南ユダにも侵略を始めていた。
・南ユダに残忍な行為をしかけてきたニネベに対し、神は怒りを表す。→1:2, 1:6
・神の前に自分の罪を認め悔い改めたら、それにふさわしい歩みを継続しなければならない。

2.神のさばきが来る

・なぜニネベの町は悪の道に戻ったか。それは、神のさばきを忘れてしまったから。
・神のさばきを聞き悔い改めたニネベだったが、さばきが来ないと思いヨナの預言も忘れていった。
・しかし、神のさばきが無くなったわけではなく、忘れていたのでもない。→1:3
・「怒るのにおそく」とあるように、神は忍耐されていた。
Ⅱペテロ3:9 主は、ある人たちが遅れていると思っているように、約束したことを遅らせているのではなく、あなたがたに対して忍耐しておられるのです。だれも滅びることがなく、すべての人が悔い改めに進むことを望んでおられるのです。
・しかし、さばきは神の定めの時が来たら、必ずくだされる。→1:3「決して罰せずにおかれることはない。」
・2章~3章は、ニネベの町、アッシリヤ帝国に対する徹底的なさばきが語られている。→2:8, 2:10
・アッシリヤはバビロンの連合軍によってBC612年 滅ぼされてしまった。→1:9の預言通り。

3.神の救いが来る

・南ユダにとってはアッシリヤの滅びは救いの出来事となったが、ナホムの時代は迫害の中。
・神はナホムを通し、アッシリヤに対しさばきを語り、南ユダには救いの預言をされた。→1:12, 1:15
・「あなたの祭りを祝う」とは、神の民として神への礼拝を続けること。「誓願を果たせ」とあるように、「まことの神にのみ従う」歩みを続けること。「救い主」がいつ来ても良い歩みをすること。

結.キリストとの出会い

・私たちは、イエス・キリストが再びこの世に来られることを待ち望んでいる。
・私たちが人生において目指すべき最も重要な目標は、世の終わりにイエス様と出会うこと。
・それがいつであるのかが知らされていない。→マタイ24:36
・それは、いつキリストが来られても良いように目を覚ました信仰の歩みをするため。→マタイ24:42
・イエスを自分の救い主と信じ、待ち望んでいる者にとっては救いの日となる。
・私たちの終わりに向けての準備は、いつイエス・キリストに出会っても良い準備。
・食べること、結婚すること、何をするにも、イエス・キリストとの出会いを意識する。→マタイ24:37-38
黙示録22:20これらのことを証しする方が言われる。「しかり、わたしはすぐに来る。」アーメン。主イエスよ、来てください。
・キリストとの出会いを目指し、いつキリストが来られても良い備えをしたい。
・毎週の礼拝を大切にして、落ち着いた日々、忠実な信仰生活を歩みたい。

聖書66巻

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