序:世の終わりに立つ教会
・世の終わりに向けて、神は教会を用いてご自身の計画を力強く進められる。→1:4
・神は世界の始まる前から私たちを選び、そのご計画を確実に進めておられる。→1:10-11
・教会は地上を歩くイエス・キリストそのもの。→1:23教会はキリストのからだであり・・・
・神のご計画とそのお考えを知るには、この世と逆の発想を持つ必要がある。
1:選びの理由
・神の「選び」と人の「選び」の考え方に違いがある。
・罪人の救いの確かさは、人間の側の決断以上に神の選びにある。
ヨハネ15:16 あなたがたがわたしを選んだのではなく、わたしがあなたがたを選び・・・
・最も大切なことは「キリストにある選び」。→1:4-5
・自分の罪を認め、キリストの十字架の赦しがなくてはならないと信じた者が神に選ばれた者。
2:神が用いる者
・神の選びは、その人に何か良いものがあるからではない。→2:1
・では、罪の中に死んでいた者が選ばれ、救われたのはなぜか。→2:4-5
2:8 この恵みのゆえに、あなたがたは信仰によって救われたのです。
・教会は自分の醜さと罪を認めた集まり。キリストなくしては希望がないことを告白している群れ。
・私たちは常にへりくだりを持って、神のご計画を実現することが求められている。→3:7-9
3:教会の成長
・一人一人は小さい存在だが、宣教を担うため「キリストのからだ」として整えられる必要がある。
→4:11-12それは、聖徒たちを整えて奉仕の働きをさせ、キリストのからだを建て上げるためです。
・教会は信徒が「キリストのからだ」として成長することが最も重要。
・ただし、同じ「キリストのからだ」だが、それぞれ違いがある。→4:7
・神は秩序を重んじ、組織を造られるお方、人の上に人を立てるお方。
ローマ13:1 人はみな、上に立つ権威に従うべきです。神によらない権威はなく、存在している権威はすべて、神によって立てられているからです。
4:11キリストご自身が、ある人たちを使徒、・・・ある人たちを牧師また教師としてお立てになりました。
・組織の頂点に君臨するのはキリストご自身。→エペソ1:20-21
・しかし、→4:9 「上られた」ということばは、彼がまず地の低い所に下られた、ということでなくて何でしょう。
・上に立てられた者は一番低くなって仕える。それが、神の国の秩序。
・神の子とされた者は、キリストのへりくだりのように、この世と逆の発想をもって歩みたい。
4:キリストを見つめて
・どのようにしたら、キリストのようにへりくだって仕える者となれるのか。→4:12-13
・イエス・キリストを見続け、キリストのようになることを目指す。→4:21
・イエス・キリストに学び、キリストに近づくことが私たちの成長となる。
・キリストのようにへりくだり、愛によって成長することが真のキリスト教会。→4:15
4:16 キリストによって、からだ全体は、あらゆる節々を支えとして組み合わされ、つなぎ合わされ、それぞれの部分がその分に応じて働くことにより成長して、愛のうちに建てられることになります。
・人間は体が衰えても、愛することにおいてはいくらでも成長できる。
・神は、愛によって結ばれた教会を、神のご計画と宣教のわざに用いたいと願っておられる。